お終活 再春! 人生ラプソディ

コメント (順不同・敬称略)

認知症になっても野球の監督ができ、かえってシャンとした。
若い時にはなれなかった シャンソン歌手にもなれる。
「おもしろい事をした人の勝ち」と確信。
再春の生き方指南! わかりやすくて、おもしろい。 感動!感動!

鎌田實 医師・作家

大阪に泣き笑い新喜劇というのがあるんだけど
大泣きと大笑いは、薄皮隔てて真隣にある。
こんなにどストレートに迫る画面。
ベタな偶然さえ深く私の胸を抉る。
キャスティングの素晴らしさも重なって見てよかったぁーと。
まだまだ語れるけどとにかく見て下さい!

綾戸智恵 ジャズシンガー

手放した夢も、見失いかけた愛も、あの頃の 青春も、消えたわけじゃない。
諦めなければ、それはいつでもそこにある!
「いつかまた会えたらいいな」と思っていたあの人に、
今すぐ走って会いに行きたくなった。

野々村友紀子 放送作家

時々、私は介護で疲れ自分らしくいられない。映画の中の人達も人生いろいろ。その割に悲愴感ゼロ。生き生きと愚痴るし『再春』する。主婦の千賀子(高畑淳子さん)なんてシャンソンを始めちゃう。その姿に笑い、泣き、歌声にエールをもらう。好きなことをし自分なりの『人生ラプソディ』を奏でたいと思わせてくれた。

にしおかすみこ お笑い芸人

この家族は日本のどこかに存在するに違いない…。
というよりまるで実家の話が映画化されたみたい!
エピソード・キャラクター・空気感まで他人とは思えない。
橋爪さんのダメ夫の仕上がりが自然すぎてすごい。
高畑さんがとにかく明るく柔軟で救われる。
この2人が夫婦で面白くない訳が無い!

おざわゆき 漫画家(「傘寿まり子」)

親の介護と終活、自分の老後も気になり始めた大人女子必見の映画。
デイケアではどんなことするのか、納骨堂見学シーンも出てきて、
老化はどのように進むかも分かり・・・ この映画自体「終活」になる✨
親子の人情話に感動しつつ、見るだけで終活できる映画です(^^)/

横森理香 作家

60歳以上の親を持つ人は、ぜひ劇場に両親を連れて行ってください。見せる・見るだけで親孝行できます。私も数年前に父が倒れて奔走したのですが、なぜその前にこの映画が世に出ていなかったのか! 見ておきたかった! 心構えが全然違ったのに! 本作は、親の終活への重い腰を上げてくれる1本。シニアの必修映画です。

嘉島唯 ライター

人生のピークは56歳以降にやってくる。
ヒトの脳の出力性能は、56歳からの28年間に人生最大になる。このため、「その人にしかできない、味わいのある表現」は60代以上にこそ訪れる奇跡。
主人公の千賀子は、ラストの歌唱で、これを見事に証明してくれました。おばちゃんの趣味ごときに、こんなに泣かされるなんて……でも、だからこそ人生(映画)は面白い。

黒川伊保子 人工知能研究者

生まれてきて良かった、そんな思いになる映画です。
人は愚かで愛おしい。
私もみんなも、愛とともに生きている。

室井佑月 作家
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