人生、いつ整理する!?「お終活」熟春!人生、百年時代の過ごし方 出演:水野勝 剛力彩芽 松下由樹 高畑淳子 橋爪功 脚本・監督:香月秀之
お終活シリーズ第二弾!お終活再春!人生ラプソディ 2024年5月31日(金)全国公開!
Yahoo!映画「作品レビュー・評価ランキング」第1位(5/21公開新作集計) Filmarks初日満足度ランキング第2位

新着情報!

2021年10月6日(水)Blu-ray&DVD発売

コメント一覧

※順不同・敬称略

「お終活」観させていただきました。
ちょっと前に大病しちゃった僕にとって、なかなか胸にくる作品です。
観ている僕ですらこんな気持ちで観ていたので、出演者の皆様にとっても他人事でないというか、単に演じるだけでなく、肌に感じるリアリティーの中での御演技だったんじゃないでしょうか。
そんな空気感が映画の中からプンプンしておりました。
菅野涼太役の水野君(ボイメン)と昨年からお仕事させていただき、彼から「この映画をつんく♂さんに絶対に観てもらいたいんです」と連絡もらったんですが、観てわかりましたね。
とても手応えを感じたんだと思います。とても素敵な温かい作品、そして温かい出演者の皆さんとご一緒させていただいた結果、彼の「どうだ〜!」と人差し指で鼻の下を擦ってる絵が浮かんできます。
なにはともあれ、どなたにおかれましても決して他人事ではございません。

「立つ鳥跡を濁さず」といいますが、「立つ鳥跡を清めよ」というような言葉が頭に浮かんできたそんな作品でした。

あ、決して悲しい映画じゃなく、笑えて感動出来る素敵な作品ですよ!

つんく♂(音楽家、総合エンターテインメントプロデューサー)


可愛くて、優しくて、ハートウォーミング!
人間ドラマのなかに描かれている気持ちが観ている私たちの心にフワっと届く。
それは彼らが私たちに似ているから。

わたしは主人に対してすごく優しくなった。
日々の忙しさに負けてはいけないと思い、いっぱい話し合うようになって、お互いの理解も深まった。
この作品が持っている不思議な魔法をみんなに届けたい。

LiLiCo(映画コメンテーター)


久々に映画見て、笑って泣いた。
すれ違い夫婦がお終活しながら互いを分かち合う筋書きは王道そのものだけど、人が一生の中でやれることの重み、人の営みが人の運命を変え、新しい何かが始まっていく事の心地よさが映画に深みを与え、今だからこそ考えてみるべきテーマを授かったように思う。
配役はどの役もピタリと嵌り、絶妙な絡み合い。こんな時期の公開だけど是非とも観て欲しい。
今だからこそ観ないと損すると真面目に思う! 映画はいつだって心を癒してくれるはずだから。

篠原哲雄(映画監督)


幸せの青い鳥は近くにいる。
パートナーに飽きてる人も、パートナーを探している人にも観てもらいたい。
幸せってこういうこと!? 優しい気持ちになれる映画です。

室井佑月(作家)


子育てが終わってから気が付いたことがありました。夫が以前ほど話し相手になってくれない。
男の会話は問題解決を求め、女の会話は愚痴の共感を求める。
この差が顕著になってきていると感じていました。死については、遠くの方に置いて会話にしない。
夫婦の歩み寄りの大切さ、努力しなければ脆い家族のきずな、
晩年の幸福感を得るために家族はどうしたらいいかについて、具体的なヒントが描かれている作品でした。
感謝です。

石井苗子(参議院議員・女優)


「終活」って何か面倒なことしなくちゃいけないの ?  勘弁してよ 、もうさんざんしてきたんだから!
でも「お終活」となるとなんか面白そう。
遠く離れた友人に手紙を出したり、電話をしてみようかしら。
たくさんの思い出の中からいいとこ取りして、楽しめって教えてくれる。
豪華な顔ぶれの大熱演 ! 最高です。

小澤遼子(元政治家・評論家)


劇場情報

イントロダクション

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Let's定年後夫婦の楽しい過ごし方!!

熟年離婚寸前の夫婦が、葬儀社の男から紹介された終活フェアをきっかけにてんやわんやの大騒ぎ!人生百年時代と言われる今、定年後に訪れる「熟年の青春=熟春(じゅくしゅん)を明るく迎えるために人生整理に動き出す家族の騒動をコミカルに描いた「笑って」「泣けて」「役に立つ」ヒューマンコメディが幕を開ける!!

主演として、葬儀社の青年・菅野涼太を演じるのは、名古屋発のエンターテイメント集団BOYS AND MENのリーダーで俳優としても活躍目覚ましい水野勝。夫の定年後、すれ違いが続く大原真一&千賀子夫妻には名優・橋爪功と高畑淳子。お互いをやり過ごし、時に派手な喧嘩をする、熟年夫婦ならではのユーモアかつコミカルなやりとりに、あるあるとうなずき、時に笑い、涙がにじむ・・・。そんな大原家に、“お終活”問題勃発!ひょんなことから菅野と出会い両親の“お終活”の懸け橋になる大原家の長女・亜矢には、剛力彩芽。菅野の上司で一級葬祭ディレクター桃井役には松下由樹、菅野の父親役に西村まさ彦、真一の元同僚役に石橋蓮司など豪華キャストが総出演!

自ら執筆したオリジナル脚本に笑いと涙の緩急ある演出を施したのは、映画『君が踊る、夏』や『明日に架ける愛』などヒューマンドラマに定評のある、香月秀之監督。「妻のトリセツ」「夫のトリセツ」で大ベストセラー作家となった黒川伊保子の「定年夫婦のトリセツ」(SB新書)が参考図書として使用され、長年一緒に暮らしながらもすれ違う夫婦のリアルな言葉の数々に反映されている。更に、主題歌にはデビュー50年目の財津和夫 映画初のセルフカバー「切手のないおくりもの」。挿入歌にはチューリップの名曲「青春の影」。また劇中では「虹とスニーカーの頃」「心の旅」の2曲もカバーされ、往年の名曲が本編を彩る。

ストーリー

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大原真一(橋爪功)と千賀子(高畑淳子)は、来年には結婚50年を迎える熟年夫婦。定年退職して10年近く経つ真一は典型的亭主関白で、妻の千賀子とは事あるごとにすれ違い、夫婦喧嘩ばかりの日々を送っている。千賀子も頭の固い夫のことは相手にせず、趣味の健康コーラスでストレス発散の毎日だ。同居する独身の娘・亜矢(剛力彩芽)はどちらかというと千賀子の味方。真一のイライラは募るばかりで、友人の麻雀仲間たちと、妻に対する愚痴を言い合っている。
そんな折、娘の亜矢は自分が営むキッチンカーの客で、葬儀社に転職したばかりの菅野(水野勝)と出会う。菅野から終活フェアに誘われた亜矢は母親の千賀子に行くことを勧める。そこで菅野の上司でもあり一級葬祭ディレクターでもある桃井(松下由樹)から最新の終活情報を得た千賀子は前向きに今後のことを考えようとするが、真一は縁起でもないと嫌がり、新たな危機が生まれる。 亜矢や桃井を巻き込んだ、大原夫婦の“お終活”の行く末は!?

特別映像

予告編

特報

キャスト

水野 勝(菅野涼太)
水野 勝 / 菅野涼太

母親を大学の時に亡くし、その際に父がとった対応が元で父親と絶縁している。 葬儀社に入り、大原家の終活を手助けする中で家族との思い出が蘇る。

1990年愛知県生まれ。東海エリア出身・在住のメンバーで構成されたエンターテイメント集団 “BOYS AND MEN”(通称ボイメン)のリーダー。主な映画出演は、『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』『HiGH&LOW THE MOVIE 3/ FINAL MISSION』(17)『人狼ゲーム インフェルノ』『世界でいちばん長い写真』(18)、ドラマ出演は「マジで航海してます〜Second Season〜」(18/ MBS・TBS)「SPEC サーガ完結篇「SICK’S覇乃抄」~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」(19/TBS)「ミナミの帝王ZERO」(19/関西テレビ)など。2020年には、『劇場版 おいしい給食Final Battle』『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』『悲しき天使』に出演、21年『新デコトラのシュウ鷲』では剛力彩芽と共演している。

剛力彩芽(大原亜矢)
剛力彩芽 / 大原亜矢

真一と千賀子の娘。 キッチンカーを経営している。

1992年神奈川県生まれ。2008年~2013年に雑誌「SEVENTEEN」の専属モデルとして活動。2011年、「大切なことはすべて君が教えてくれた」(CX)で本格的に女優デビュー。以後、ドラマ・映画・CM・番組MC等で幅広く活躍。直近では、稲垣吾郎主演舞台「NO.9ー不滅の旋律ー」(TBS赤坂ACTシアター)ではヒロインのマリア役を熱演し話題となった。

松下由樹(桃井梓)
松下由樹 / 桃井 梓

葬儀社の社員。 一級葬祭ディレクターの資格を持つ。 菅野の上司。

1983年『アイコ十六歳』で映画デビューし、88年『この胸のときめきを』に出演。ドラマでは「オイシーのが好き!」(89/TBS)で初主演し、「想い出にかわるまで」(90/TBS)「29歳のクリスマス(96/CX)「ナースのお仕事」(CX)シリーズ「週末婚」(99/TBS)「大奥第一章」(04/CX)「臨場」(09/EX)「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」(TX)シリーズ他、連続ドラマ、2時間ドラマなどで活躍。その他の主な映画出演は『波の数だけ抱きしめて』(91)『ナースコール』(93)『ナースのお仕事 ザ・ムービー』(02)『大奥』(06)『BABY BABY BABY!』(09)『臨場 劇場版』(12)『鏡の中の笑顔たち』(14)など。

西村まさ彦(菅野敬一)
西村まさ彦 / 菅野 敬一

涼太の父親。涼太が大学在学中に家を出てからは十年以上連絡が取れていない。

1960年富山県生まれ。90年代に大ヒットした「古畑任三郎」(CX)シリーズの今泉慎太郎役で、一躍全国区となる。その後、映画、ドラマ、舞台とジャンルを問わず様々な作品に出演し、実力派俳優としての地位を確立。近年の映画出演は『家族はつらいよ』シリーズ、『引っ越し大名』(19)『決算!忠臣蔵』(19)『大コメ騒動』(21)など。NHK大河ドラマ「麒麟が来る」(20)では、光秀の叔父光安を好演し話題となった。

石橋蓮司(山田一夫)
石橋蓮司 / 山田一夫

大原真一の元同僚。妻に先立たれながらも、年下の恋人を見つけて残りの人生を楽しんでいる。

1941年東京都生まれ。「劇団若草」「劇団青俳」「現代人劇場」などを経て、現在「劇団第七病棟」主宰。主な映画出演に『狼と豚と人間』(64)『あらかじめ失われた恋人たちよ』(71) 『竜馬暗殺』(74)『赫い髪の女』(79)『魔性の夏 四谷怪談より』(81) 『出張』(89)『われに撃つ用意あり』(90)『四十七人の刺客』(94)『日本の黒い夏─冤罪』(01)『北の零年』(05)『今度は愛妻家』(10)『大鹿村騒動記』(11)『四十九日のレシピ』(13)『紙の月』(14)『団地』(16)『孤狼の血』(18)『半世界』(19)『一度も撃ってません』(20)など。

高畑淳子(大原千賀子)
高畑淳子 / 大原千賀子

真一の妻。定年退職した真一との生活に不満を持っており、事あるごとに真一と言い争いになる。健康コーラススクールで歌ってストレス発散をしている。

香川県出身。桐朋学園大学短期大学部芸術科演劇専攻卒業後、1976年に劇団青年座に入団。舞台、映画、ドラマで活躍を続ける一方でバラエティーでも人気を得る。最近の舞台出演に、「チョコレートドーナツ」「恋、燃ゆる」「をんな善哉」「土佐堀川 近代ニッポン―女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯」「雪まろげ」「チルドレン」「組曲虐殺」。映画出演は『ALWAYS 3丁目の夕日’64』(12)『スキャナー記憶のカケラをよむ男』(16)『終わった人』(18)『女たち』『バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら』(21)。NHK大河ドラマ「篤姫」(08)「真田丸」(16)、NHK連続テレビ小説「なつぞら」(19)のほかドラマは「昼顔」(14/CX)「ナオミとカナコ」(16/CX)「黒革の手帖」(17/EX)「アライブ」(20/CX)など。2013年、「組曲虐殺」と「ええから加減」で読売演劇大賞最優秀女優賞受賞。2014年秋の叙勲にて紫綬褒章を受章。ほか紀伊國屋演劇賞個人賞、菊田一夫演劇賞演劇大賞など受賞歴多数。2021年8、9月舞台「老後の資金がありません」の上演が決定している。

橋爪 功(大原真一)
橋爪 功 / 大原真一

ネジを作っている会社を10年前に定年退職。仕事優先で家庭を顧みない 典型的亭主関白だが、定年後は千賀子に反旗を翻され邪魔者扱いされている。

文学座、現代演劇協会「雲」を経て1975年、演劇集団円の設立に参加。現在は代表を務める。舞台「スカパンの悪だくみ」スカパン役で注目される。最近の舞台出演は「TERROR-テロ-」「謎の変奏曲」「景清」等がある。ドラマでは、10年以上つづくシリーズとなった「京都迷宮案内」(EX)、NHK連続テレビ小説「青春家族」(89)「まんぷく」(18)NHK大河ドラマ「武田信玄」(88)「仕掛人藤枝梅安」(90/CX)、最近では「やすらぎの刻~道~」(EX)が一年に渡って放送された。「剣客商売」(98~10/CX)や、テレビ朝日情報ドキュメンタリー「素敵な宇宙船地球号」で担当したナレーションも評判を呼んだ。映画では『キッチン』(89)『三度目の殺人』(17)『アルキメデスの大戦』(19)『家族はつらいよ』シリーズなどに出演している。2020年、舞台「Le Pere 父」で第27回読売演劇大賞の大賞と共に最優秀男優賞受賞。

脚本・監督

香月秀之
脚本・監督
香月秀之

『終活』と聞いて、この映画は人が死ぬ事をテーマにしている内容だと思う人も多いはずです。しかし、そういう映画ではありません。これからの人生をどう生きるかの再出発の原点をテーマに、百年を超えても楽しく過ごせる人生を目指して描いています。この映画を観ると何かが解決できます。又、『終活』というキーワードで繋がる第2世代、第3世代にも楽しめるヒューマンコメディです。「まさか!」のラストシーンも用意しております!

大阪府堺市出身。東映京都撮影所の助監督になり時代劇に従事。映画『借王・シャッキング』シリーズでは、和泉聖治監督と共に監督を務め、その後、 WOWOW・テレビ東京でドラマ化となる。『KUMISO/組葬』(02)では第57回毎日映画コンクール日本映画ファン賞に入るなど高い評価を受けた。2007年には、本人原作の『yoriko ~寄子~』がモナコ国際映画祭にてベストオリジナルストーリーアワード(原作賞)を受賞。 代表作に『君が踊る、夏』(10) 『明日に架ける愛』(12)、ドラマ「深層捜査」シリーズ(EX)など。

主題歌

財津和夫
主題歌「切手のないおくりもの」
財津和夫

人生残り少ないのに可笑しい、可笑しいのに切ない、切ないのになぜか元気になる。 この映画はこんな風に漂ってエンドマーク。 観終わった自分が微笑んでいるのに気付いた。 人生の終点では深い寂しさに襲われると予感していたが、そうでもないのかもしれない、 と元気になった。きっと登場人物が私と同世代だったせいだ。 いろんなシーンで共感、同情して私は元気になった。 やっぱり人のそばには誰かがいなきゃ。「孤独でないこと」のもうひとつの意味は「人生を終えられること」でもあると思わされた。大和田伸也の男女異質論も沁みた。

1948年2月19日生まれ。1972年にチューリップの一員として「魔法の黄色い靴」でデビュー。以来、「心の旅」「青春の影」「虹とスニーカーの頃」などのヒット曲を発表。ソロとしても活動しており、「切手のないおくりもの」「Wake Up」「サボテンの花」などの代表曲がある。楽曲提供や俳優としても活動しており、近年では大阪芸術大学で学生を相手に講義を行っている。また、地元の福岡では作詞講座を開催中。

エンディングテーマ

清水理子
エンディングテーマ 「あなたへ」
清水理子

「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」はクスッと笑ってしまうようなところがありつつ、 心があたたかくなる映画です。エンディングテーマに、映画や自分の人生を思い返すと思わず涙が溢れるような素敵なバラード曲「あなたへ」を歌わせていただいたので、ぜひ一緒に楽しんでいただきたいです!

1997年1月28日生まれ。和歌山県出身。女性アイドルグループ・虹のコンキスタドールメンバー。本作のエンディングテーマ「あなたへ」で待望のソロデビューを果たす。

参考図書

黒川伊保子
参考図書「定年夫婦のトリセツ」(SB新書)著者
黒川伊保子

夫が定年退職した。で、気がついた。人生100年時代、へたしたら40年もの夫婦生活が残っている…!なんとかしなきゃ。とはいえ、男女の感情なんて忘却の彼方。どうしたらいいの?と思っていたら、この映画。どこの夫婦もそんな感情、すっかり忘れているんだなとわかってほっとする。で、じ~んとしみてくる。夫婦っていいなぁ。観終ったら、うちの “彼” に甘えてみようかな。そんなふうに思った。——夫を “彼” にしてくれる、そんな映画。

1959年長野県生まれ。(株)感性リサーチ代表取締役社長。人工知能研究者、随筆家。奈良女子大学理学部物理学科卒業後、コンピュータメーカーでAI(人工知能)開発に携わり、脳とことばの研究を始める。男女の対話スタイルの違いをAI研究の視点から紐解いた著書多数。最新作は「不機嫌のトリセツ」(4月中旬刊行)。